ねこまちプロジェクト@デジットハッカソン2019 令和におけるLINE Things
https://gyazo.com/5e4e96bcc0537ce43aa38aab5085d79b
発表資料へのQRコード
https://gyazo.com/defc9f4bbbeaac565961ad9dac7f9d1b
はじめに
ねこまちプロジェクト@デジットハッカソン2019 令和で、LINE Thingsを使ったプロダクトを作成しました。
今回は、このプロダクトとLINE Thingsとの関係について発表したいと思います。
参考文献
デジットハッカソン 2019 令和
https://digithack.jp/wp-content/uploads/2019/04/logo_b-1.png
2日間のネタ出し&チーム決め(2019/5/25,26)と、1日の発表会(2019/6/15)
作品作成期間中は、適宜チームで集まって作業
参加費用: 2000円
色々な提供物
打ち合わせスペースや工具などが無料か安価で利用可能
デジットで使える5000円分/人の商品券
緑色の素敵なTシャツと缶バッジ
各種スポンサープロダクト (ねこまちプロジェクト利用分)
sakura.io 通信モジュール x 3, HAT for Raspberry Pi x 2 デジット金券5000円/人 x 7人=35,000円
ラズベリーパイとケース x 3
ラズパイ用カメラ
センサ類: 人感センサー x 2
etc.
作業スペース提供
ねこまちプロジェクトってなぁに?
正式名称: ねことくるまのくらす街 (ねこまち)
目標: 地域の猫と車好きが共存できるやさしい街づくり
地域猫を見守る←LINE Things
猫がボンネットに入る事故を防ぐ
メンバー: 7名
受賞:LINE賞(副賞LINE Clover x 5)、GUGEN賞(GUGEN出場権; 都合で出場せず), 個人賞x12, メイカーズバザール@南港にも展示
https://gyazo.com/b66de9f7b1286fcfb6699d8d4ace0c6f
https://gyazo.com/0a5bc0093acade40f0550e25e076c648
ねこまちとLINE Things
https://gyazo.com/2d39ef9802c182114f0e12cda7afa6d0
ねこまちシステム構成図:赤線がねこまちシステムでLINEを使ったところ
主な登場人物
猫
タグのついた地域猫(LINE Things)
野良猫
猫検知用センサー
猫ステーション(BLE電波強度, 人感センサー)
車センサー(AIカメラ, ボンネット内レーダーセンサー)
LINE との関係
猫が見つかると、クラウドサーバのNode-REDがLINEで通知を行う(LINE bot)
地域猫がユーザに近づくと、地域猫みまもりアプリから音楽を流せる(LINE Things)
クラウドサーバでLIFFアプリを動かす
LINE Thingsタグ
https://engineering.linecorp.com/wp-content/uploads/2019/06/nekomachi_01-1024x768.jpg
LINE Thingsタグ for ねこまちシステム
https://gyazo.com/40731ab65e66b8e588543f277cc27ea0
下がねこまちで使ったLINE Thingsタグ(AE-TYBLE16)
タグは、地域猫の首輪に付けられている
BLEのRSSI(電波強度)に基づいて近接を調べる
タグが猫ステーションや車センサーに近づくと
ねこステーション or 車センサー→sakura.io→クラウドサーバ→LINE Messaging APIを経由して、LINEに通知
特定の地域猫に登録した人に、botからLINEの通知を行う
タグがLINEのみまもりアプリ(LINEアプリ)に近づくと、LINEアプリで検知し、操作を行うと地域猫情報が提供される
地域猫みまもりLINEアプリはLINE Things経由で猫の情報をもらったり、猫のスピーカーを鳴らしたりする
BLEタグの接近をRSSIを使って検知する
実験段階では、以下のようなタグでも近接センサとしてのテストを行った
https://gyazo.com/73634888fe572d1751dcb688c83bff80
凡例
赤: オムロン 2JCIE-BL 環境センサ
緑: M5Stack
ピンク: LINE tag(AE-TYBLE16)
茶色: LINE Things dev board
ねこまちアプリ
https://gyazo.com/a671431f984032a45a9a71b61cc48208
ねこまちLINEアプリの画面
タグ側のボタンスイッチの状況が確認できる
メロディON♪すると、タグ側のオルゴールが鳴って、猫を見つけやすくなる
ねこまちの展示 (車部分)
https://gyazo.com/2d8916339aca3158cafb82c9a68f6bfb
左の銀色の箱がボンネットにあたる
マイクロ波センサで猫が入ったことを検知
木魚を叩くメカで猫を追い払う
↓KeiganMotorで左右に振り、猫を探す↓
↓AIで猫を認識する↓
USBシリアル経由でラズベリーパイに通知する
右の赤いヘッドライト
リトラクタブルヘッドライトx2で、上下させることで驚かす
ヘッドライトには連装フルカラーLEDがあり、光ることで驚かす
ねこまちの展示 (ねこステーション部分)
https://gyazo.com/e5ed932f019be375b851cd17430697bb
ねこステーション外部
センサ
首輪に付けたLINE Thingsの接近でねこを検知
BLEのRSSIを元に検知
人感センサーで近づくものを検知
アクチュエータ
サーボモーターでも、ねこじゃらしが可能
USBオーディオで、警告音声
圧電スピーカーで、パトカー音
https://gyazo.com/824bf63945f0025698ff94b3a547ba3c
ねこステーション内部
Raspberry Pi 3B+で全てを制御
sakura.ioが通信を担当(インターネット接続性無)
Keigan MotorはRaspberry PiにUSB接続
おわりに
ねこまちプロジェクトでは、LINE プロダクトを猫を見守るために、使っていました
参考になれば、幸いです